パートナー、夫婦関係のすべての不満は、これです。
期待と現実のずれ、です。
相手に「期待していたこと」と「現実に起きること」とが大きくずれていたとき、
落胆が大きく、相手に失望してしまいます。
そして相手を責めたり、喧嘩になってしまいお互いの関係が悪くなってしまうのです。
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こんにちは
自分らしい自由な心を手に入れる心理カウンセラーの稲穂です☺
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夫婦関係で、奥様からこんなお悩みをいただきました。
「自分が仕事から帰って疲れた顔していてもご飯を作っていても
相手から「お疲れ様」の一言もなく気遣いがない」
相手側に確認してみたところ…
ご主人は、そもそも疲れた顔を読み取ることが苦手だったこと、
また、気遣いが欲しいことを知らなかった(奥様が言っていなかった)ということがありました。
奥様はこうしてくれるだろうと期待していたため、
その現実が違っていたことに勝手に失望してしまっていたということなのです。
だいたい分かるだろう、
言わなくても分かってほしい、という期待だったんです。
その他、言っても無駄だ、というのもあります。
前もそうだった、何回も言ったことがある…など。
このあたりは、②(実践編)の投稿でお話しますね。
では、期待と現実のずれが大きくならないようにするためには?
意識しておくことが2つあります。
①期待と現実には、ずれがあることを予め意識しておく。
相手の言動にショックをうけたり、腹が立ってしまうとき
自分が期待をし過ぎてしまっていたんだな、と思うこと。
相手に期待するなということ?
そんなふうに思った方は、0か100かの極端な思考になっているかもしれません。
②具体的にどうしてほしいのかを言う
そもそもどうしてほしいのかを相手に言っていなかった、
だいたい分かってもらえると思っていたということがあります。
「分かるやろ」この一言はよく聞きますが…
相手は分からないと思ってください。
具体的に言うことはめちゃめちゃ大事です。
相手は自分と同じ価値観ではないので、単純に分かっていなかった
ということが、パートナー、夫婦関係には本当に多くあります。
ズレを大きくしないために具体的に言う、ということです。
ーーーーもうひとつ、例えを出します。
奥様「ねえ、お腹が痛い」
ご主人「病院に行くほど痛いの?」
奥様「そこまでじゃない」
…終わり。
酷くないですか?と仰られるのです。ちょっと待ってください。
「お腹が痛いから気遣いがほしい」
「お腹が痛いからこれをやっておいてほしい」
だったら、相手の対応も違ってくるかと思います。
言わなくても気付いてほしい、それが優しさじゃないんですか?
分かります。
でも、結論(病院にいくほどじゃないんだな)を聞いて終わり。
これは普通に多いと思ってください。
長年の付き合いや夫婦関係だったら、もうなんとなくどんな人なのか分かっているはずなのに
自分の思う反応をしてほしい…とそこにいつまでも固執して、ずっとしんどい思いをしているんです。
自分が具体的に言うことによって自分のキャラが出来ます。
そうすることで、相手の反応も変わってきたりするんですね。
先に自分が変わる、とよく言われますが、出来ることをやる、ですね。
うちは気遣いや優しい声掛けしてくれますよーと仰られる方は
よかったね♥
感謝ですね。
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表現の仕方や違いで、伝える側と受け取る側とで、“期待と現実のずれ”が起こるのです。
この2つを意識すると、パートナー、夫婦との関係だけでなく、
対人関係における付き合い方がとても楽になります。
<まとめ>
パートナー、夫婦関係のすべての不満は、“期待と現実のずれ”です。
“期待と現実のずれ”が大きくならないようにするためには…
①期待と現実には、ずれがあることを意識しておく
②相手にどうしてほしいのかを具体的に言葉で伝える
この2つを意識するだけで、人付き合いが格段に楽になってきますよ。
カウンセラーと一緒に心の仕組みに取り組めば生きやすくなりますよ。