クライアントさんからこんな質問をいただきました。
「自分を大事にすることの重要性は理解してきましたが、自分を優先することと相手に合わせることの境界線はどうしたらよいのか悩みます」
それは…
意識して選択することです。
これまで、無意識に相手に合わせてきた自分を意識的に大切にすることなんです。
共依存やアダルトチルドレンの特徴がある方は、人に合わせることが多い傾向にあります。
そのため、他人に合わせることが当たり前になり、自分の感覚が麻痺してしまうことがあります。
「相手に合わせる方が楽だしほんとに平気なんです」という方もいるかもしれませんね。
例えば、
・人に合わせてあげられる寛大な自分でいたい
・相手が喜んでくれる方が嬉しい
・円滑に物事が進むように、トラブルを避けるために
根底には、嫌われたくない、という思いがあったりします
それでいいんです。
が!
それを無意識にやっていることが問題なんです。
潜在意識(無意識の領域)は、まるで3歳の子供のような性質を持っています。
この年齢の子供は、自分の思い通りにしたいと考えていますよね。
ということは!
大人の自分は平気でも、潜在意識の3歳児の自分には悲しい思いをさせてきたんですよね。
潜在意識は自分の97%ぐらいを占めています。
表面的には分からなくても、どこかでバランスがとれなくなっていたりします。
じゃあ、他者に譲らないといけないときにはどうしたらいいの?
相手を優先してあげても、自分を大事にすればいいんです。
それは『譲ってあげよう』『合わせてあげよう』と
無意識ではなく意識して自分で選んでいることが大事なんです。
ちゃんと“選んでそうしている”ことが重要です。
そして、出来た自分は“偉いなぁよしよし”と褒めてあげてください。
3歳の子だったら、譲ってあげたのなら褒めてあげますよね。
〈 まとめ 〉
自分を大事にすることは理解してきたけど、
自分を優先することと他人に合わせることの境界線をどうしたらいい?
他人を優先しても自分のことは大事にできます。
意識して選択をすることです
「譲ってあげよう」と意識して選ぶこと。
自分の潜在意識に聞いてあげているようなイメージです。
人に合わせることが当たり前に身についていると
自分は何が好きなのか、喜ぶのかが分かっていないということもあるかもしれません。