
パートナー、夫婦関係が悪くなる原因は、期待と現実のずれ、です。
相手に「期待していたこと」と「現実に起きること」とが大きくずれていたとき、
落胆が大きく、相手に失望してしまいます。
そして相手を責めたり、喧嘩になってしまいお互いの関係が悪くなってしまうのです。
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こんにちは
自分らしい自由な心を手に入れる心理カウンセラーの稲穂です☺
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奥様から、夫婦関係でこんなお悩みをいただきました。
「自分が仕事から帰って疲れた顔していてもご飯を作っていても
相手から「お疲れ様」の一言もなく気遣いがない」
相手側に確認してみたところ…
ご主人様は、そもそも疲れた顔を読み取ることが苦手だったこと、
また、気遣いが欲しいことを知らなかった(奥様が言っていなかった)ということがありました。
奥様はこうしてくれるだろうと期待していたため、
その現実が違っていたことに勝手に失望してしまっていたということなのです。

では、期待と現実のずれが大きくならないようにするためには?
意識しておくことが2つあります。
①期待と現実には、ずれがあることを予め意識しておく。
相手の言動にショックをうけたり、腹が立ってしまうとき
自分が期待をし過ぎてしまっていたんだな、と思うこと。
相手に期待するなということ?
そんなふうに思った方は、0か100かの極端な思考になっているかもしれません。
②具体的にどうしてほしいのかを言う
そもそもどうしてほしいのかを相手に言っていなかった、
悟ってもらえると思っていたということがあります。
相手は自分と同じ価値観ではないので、単純に分からなかった、
ということが、パートナー、夫婦関係には本当に多くあります。
表現の仕方や違いで、伝える側と受け取る側とで、“期待と現実のずれ”が起こるのです。
この2つを意識すると、パートナーとの関係だけでなく、
ほとんどの対人関係における付き合い方がとても楽になります。

<まとめ>
パートナー、夫婦関係が悪くなる原因は“期待と現実のずれ”です。
“期待と現実のずれ”が大きくならないようにするためには…
①期待と現実には、ずれがあることを意識しておく
②相手にどうしてほしいのかを具体的に言葉で伝える
この2つを意識するだけで、人付き合いが格段に楽になってきますよ。
カウンセラーと一緒に心の仕組みに取り組めば、早期回復が可能です。